宮城県松島におでかけして四大観の景色を堪能してみよう
はじめに
突然ですが宮城県にある日本三景の一つ、松島には行ったことはありますか?
遊覧船に乗船して海からの美しい景色を堪能でき、国宝にも指定されている臨済宗瑞巌寺など多数の仏閣を参拝する所もあり、さらにはカキなどの海産物もおいしく頂けるという東北地方屈指の観光地です。
JRの駅からも近く、しかも仙台市内からも高速道路を利用すると1時間以内で訪れることができ、まさしく最強です。
先ほども書きましたが、確かに観光できる所はたくさんあります。
すべてを楽しもうと思ったら1日では周りきれないボリュームです。
なので、くるももは何回かに分けて観光することをお勧めします。
今回は寺院に行こう、次回は景色を見に行こう、という感じです。
一言で景色を見に行くといっても、遊覧船乗り場近辺の観光だけで終っては松島を堪能したとは言えません。
確かに近くには、「福浦島」や「雄島」といった景色を散策できる所や「日本三景展望台」といった展望台もあり、それだけでも十分かもしれません。
ただ、もし時間に余裕があるならばもう少し足を延ばしてみませんか?
そこでお勧めするのが、「四大観」です。
四大観
「四大観」とは松島湾に浮かぶ島々を眺めるための4つの展望ポイントの名称です。
まず9世紀初頭に「瑞巌寺」が建立され、江戸時代の初めに儒学者の「林春斎」という人が松島を訪れた際にその景色に感動し後の日本三景となり、その後「松尾芭蕉」が「奥の細道」を読み、1820年に仙台藩の儒学者「舟山万年」という人が4ヶ所の展望ポイントを「四大観」と名付け、それぞれ印象に合わせた名称がついています。
では実際に「四大観」とはどこにあり、どのような場所なのか軽く解説します。
住所に関しては実際の場所と、GoogleMapを使ったナビでの入力場所も明記しておき、補足も付け足しておきます。
西から東に向かっていく感じで順を追っていきます。
偉観・多聞山
駐車場:有り
入口:途中まで案内看板等はなく駐車場入口で小さな看板出現
幽観・扇谷
駐車場:有り(数台のみ)
入口:看板はかなり小さく非常にわかりづらく、仙台市方面から走ってくると通り過ぎる可能性は高い
麗観・富山
駐車場:有り(数台のみ)
入口:大きな看板があるものの木に隠れてわかりづらく、松島町方面から走ってくると右カーブの途中にあり通り過ぎる可能性は高い
壮観・大高森
駐車場:有り(数台のみ)
入口:大高森には入口が2ヶ所あり、上の写真は直接展望台に登るコースで駐車は数台のみで、下の写真は薬師堂を経由して展望台に登るコースになり専用駐車場はありません。
まとめ
以上でくるもも的解説を終了しますが参考になったらうれしく思います。
総評として先ほどは、もう少し足を延ばして・・・みたいなことを書きましたが、「四大観」を巡るだけでも充分におでかけの予定を組めるかと思います。
ただ、景色に関しては昔の人が感動して名称までつけた場所なので素直に楽しもうと思えるけれど、今の車社会で看板が少ない・小さいということと駐車場が狭いというアクセス面に関してはどうかと思う。
もう少し欲を言えば、スタンプラリーのような「四大観制覇」みたいな証明書があるとちょっとだけうれしいかもしれない。
みなさんもぜひ晴れた日を狙って「四大観」を制覇してみてはいかがでしょう。
でわ、おやすみなさい・・・
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