近隣住民憩いの公園ならぬ憩いの神社・・・静岡県御前崎市・池宮神社
静岡県西部の海岸線、浜松市方面から国道150号線を西から東へ進むと、静岡県最南端の岬がある御前崎市に入る。
やがて浜岡原子力発電所がある浜岡地区を通るが、ここにはかなり高さのある鳥居が出現する。
境内に桜ヶ池を有する景勝地としても名高い「池宮神社」の大鳥居だ!
付近まで来ると、国道150号線に限らず「池宮神社こちら」みたいな看板がいろいろな所にあるので迷うことはないけど、この大鳥居から神社に向かうのが確実かな。
ちなみに場所はさっきも書いたように浜岡原子力発電所のすぐそばにある。
この大鳥居をくぐり突き当たった所に、池宮神社があり桜ヶ池がある。
駐車場は割と広く用意されていて、20台ほどは駐車でき大型の駐車スペースもある。
しかもトイレも完備されているのがなによりポイント高めだ。
で、ここから境内に入り参拝するんだけれど、この神社には立派な鳥居が2つもある。
上の写真が大鳥居から来た場合の突き当たりの鳥居で、下の写真が駐車場に車を停め真正面にある鳥居になる。
では、どちらを通って参拝するべきか?
やはり、くるもも的には大鳥居から続く鳥居が正面なのではないか?
そう思い鳥居をくぐり参道を進み本殿にお参り。
そして駐車場方面に続く参道を進み、初めてあるものが無かったことに気づかされる。
そう!
大鳥居側からお参りしようとすると「手水舎」が無い!
つまり、大鳥居方面から来ても駐車場側の鳥居を通って参拝、というのが正解だ。
まあ、本当の所は不明だけどね。
なので改めて参拝するとこんな感じになる。
駐車場側の鳥居をくぐるとまずは竜のオブジェがお出迎えだ。
桜ヶ池に古くから伝わる「おひつ納め」といわれる奇祭の模様のオブジェだ。
そこからさらに参道を進んで行くと、そこに手水舎が現れる感じだ。
こんなに立派な手水舎が現れるという事はやっぱりこっちの参道が正面?
でもってさらに進むとまた鳥居があり、ここをくぐると本殿が現れる。
奥に見えているのが本殿だ。
では、さっそく・・・
どうやら商売繁盛をはじめとした、農、耕、水の神様が祀られてるみたいだ。
で、ここから本題に入るけど、ここの神社の境内は何気に広い。
というのは境内に「桜ヶ池」があるためだ。
ほぼ池といってもいい。
くるももは色々な場所に出かけるけど神社もよく参拝にいく。
小さい神社から大きい神社、有名な神社からそうでもない神社など様々だ。
そのなかで、ほぼ共通していることがある。
それは、地方の小さい神社は参拝する人が少ない、もしくはいないという事、そして地方でも大きな神社や有名な神社は参拝する人や観光する人で混雑しているという事だ。
ただ、この池宮神社はちょっと違う印象だ。
さっきも書いたように境内には池があるけれど、その脇には机とベンチが数ヵ所設置されていて、そこには家族や友達同士、おじいちゃんと孫、みたいな感じでお弁当食べたり飲み物を飲んだりと、そんな光景がみられる。
(写真ではなるべく人が写らないように配慮・・・)
つまり、ピクニックのように公園でお弁当食べる感覚で、神社に来てお弁当食べたり遊びに来てたりする感じだ。
ついでにいうと、池の岸辺にはカメを探す人たちもいて完全に憩いの場になっている。
(ちなみにこれが池に生息しているカメで、この日見つけられたのはこの一匹のみ)
で、あらためて境内を歩くとこんな感じだ。
とこんな感じの境内で、最後の写真なんかは展望台ではなく何かに使うであろう舞台みたいなものもある。
そして、この舞台近辺の岸辺からみた光景はこんな感じだ。
参拝でもなく観光でもない人が、地方の神社の池のほとりでくつろぐ光景はなかなか見られるものじゃなく、なんだかいい感じに思えてしまった。
参考までに駐車場の近くにはお土産屋さんもあり、「遠州名物かめまんじゅう」なるものが売っている。
・・・
「遠州名物かめまんじゅう」って何!?
でわ、おやすみなさい・・・